山本梅逸
Yamamoto Baiitsu

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 山本梅逸 2
 山本梅逸 3
 山本梅逸 4
 山本梅逸 5 山本梅逸 6
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 山本梅逸 8
 山本梅逸 9
 山本梅逸 10
作家名
山本梅逸 やまもと ばいいつ
作品名
松鶴図
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 象牙軸 合箱
  本紙寸法41.8×120.3
全体寸法(胴幅)54.4×207㎝
註釈

【賛文】
月正升時露正生
酒初酣處句初成
高吟莫近長松下
梢上恐令鶴夢驚

丁亥冬日録舊作併写

山亮

【訓読文】
月正に升らんとする時露正に生ず
酒初めて酣なる處、句初めて成る
高吟近づく莫れ長松の下
梢上鶴夢を驚か令めんことを恐る
丁亥の冬日、旧作を録し併せて写す

【現代語訳】
月が山之端にかかろうとする時夜露も生じ
酒宴もたけなわとなって句も生まれる
句を吟ずるのもいいが、そこの高い松に近づいてはならぬ
梢で眠る鶴を驚かせてはいけないから

丁亥(文政10年)の冬、梅逸45歳の作品