伝山上宗二
Yamanoue Souji

 伝山上宗二 1
 伝山上宗二 2
 伝山上宗二 3 伝山上宗二 3
作家名
伝山上宗二 やまのうえ そうじ
作品名
書状
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 藪内剣仲箱
本紙寸法34.6×24.1
全体寸法45.5(胴幅)×106.5p
註釈

【翻刻文】
 尚及御報候。
先日以後不得尊意候。
殿様御相伴ニ御隙御座
有間敷と奉存候。以余り
小分ニ御座候へハ御肴ニ一種
進上仕候。御料理可存候。
□期□□申候。恐惶謹言。

【訓読文】
 尚御報に及び候。
先日以後、尊意を得ず候。
殿様御相伴に御隙御座
有るまじくと存じ奉り候。以て余り
小分に御座候へば、御肴に一種
進上仕り候。御料理存ずべく候。
□期□□申し候。恐惶謹言。

【訳文】
 尚、ご連絡申し上げます。
先日以後は、ご無沙汰しております。
殿様の御相伴をなさるお暇は
ないと存じます。それではあまりに
少ないと存じますので、お肴として一種を
進呈申し上げます。御料理くださいませ。
□は□□を期します。恐惶謹言。

宗二遺墨の伝存は極めて少ない。本書状の花押は、京都大学文学部博物館蔵の昨夢斎(今井宗久)宛て書状、今日庵本『山上宗二記』に記された花押とは形状が異なるが、それを以て偽書とは断定できない。