各務支考 栗几宛書翰  美濃派三十六世 川井一白極箱入  

奥の細道むすびの地のつどい記念特別展図録(大垣市編)所載品
(訳)
口上
其元俳諧何時までに清書出来可仕候や
今夕は臼の目切之格にて、点道具此方◯持参いたし、其方にて点いたし可候 但又夜食はしかと御用意可被成候 此方も日本国ノ用事仕舞申候はば、大隙に成申候 委細は埓明前に御使可被下候 
以上 十一庵
桃後宴日 栗几様 

(解説)
十一庵は支考伊勢時代の別号。栗几は美濃北野の有力門人。臼の目切りのようにこちらから出向いて批評添削をするとか、夜食にごちそうを用意しろとか、親しい子弟の関係が窺われる
長良川画廊 獅子門美濃派俳句資料館 各務支考