(賛文・原文)
老胡面壁 皆誑禅流 千古萬古 有誰合頭 讃共風外
【訓読】
老胡(ろうこ)、面壁(めんぺき)す。
皆(みな)、禅流(ぜんりゅう)を誑(たぶら)かす。
千古(せんこ)萬古(ばんこ)、
誰(たれ)か頭(ず)を合(がっ)する者(もの)有(あ)らん。
風外(ふうがい)共(とも)に讃(さん)す。
【現代語訳】
達磨は、壁に向かって坐禅している。
それはすべて、世の禅者たちを惑わせるためである。
千年万年の長い時を通して、
いったい誰がその真意を理解できただろうか。
風外、(絵)と共にこれを讃える。
本紙に強い折れあり。