伊藤博文
Ito Hirofumi

 伊藤博文 1
 伊藤博文 2
 伊藤博文 3 伊藤博文 2
作家名
伊藤博文いとう ひろふみ
作品名
夫人宛書翰
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂
末松生子(次女)識箱 伊藤公全集所収
本紙寸法 79.3×19
全体寸法(胴幅)88.8×137㎝
註釈

【原文】
毎度留守中様子
細々御申を被下感謝
の至に候且いつれも
無事の由安心候
此種送り候躑躅も
相届き候由右の花
は昌徳宮と申目
下韓国皇帝陛
下の居住の裏手
なる深山の御苑に
野生に咲きつ々
ある内のわきを三本
植木鉢に入れませて
一本は我皇太子殿下
一本は韓国皇太子殿
下におくれと宮中大臣
に頼み置きたるに大臣
の気付にて当一本
大磯夫人におくり呉
れとて持来り候もの
なり