土門拳/新規掲載品/掛け軸、絵画の買取 販売 鑑定/長良川画廊

土門拳
42年(1909)～平成2年(1990)

明治山形県飽海郡酒田町（現在の酒田市相生町）に生まれる。大正５年（1916）7歳の時、一家で東京に移住。中学生のころ画家を志望する。中学卒業後、逓信省倉庫の日雇いなど職を転々とする。昭和７年（1932）、全農全国会議の農民運動に参加し、検挙拘束される。昭和８年（1933）24歳で、上野池の端の宮内幸太郎写真場入店。昭和10年（1935）、名取洋之助主宰の日本工房に移り、対外宣伝雑誌「ＮＩＰＰＯＮ」を中心に、日本の海外紹介パンフレットの写真を撮影する。昭和13年（1938）、宇垣一成外相のルポ写真がアメリカの「ライフ」に署名入りで掲載される。昭和14年（1939）30歳、日本工房を退社。戦後は、フリーランスとなり、「絶対非演出の絶対スナップ」のリアリズム写真論を提唱。《ヒロシマ》（1958年）などの社会的ドキュメンタリー、《古寺巡礼》シリーズなど日本の伝統文化を主要なテーマにした。昭和36年(1961)、《筑豊のこどもたち》で毎日芸術賞受賞。昭和58年(1983)、酒田市に土門拳記念館開館。

若干、小折れと傷み。