桐谷洗鱗
明治10年(1877)~昭和7年(1932)
新潟県三島郡宮本町(現在の長岡市)に生まれる。旧姓、深見。本名、長之助。明治30年(1897)、上京し浮世絵師富岡永洗に入門。明治34年(1901)、桐谷家の養子となる。明治40年(1907)、東京美術学校日本画科選科卒業。明治44年(1911)、インドに渡り、古代インド美術を研究。タゴール、岡倉天心と交流する。大正2年(1913)、帰国。大正6年(1917)、再びインドに渡りアジャンタ壁画を摸写する。仏画を得意とし、主に文展で活動した。
本紙に若干のヨゴレ。