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K-038 西田天香
Nishida Tenkou

西田天香1
西田天香2
作家名
K-038 西田天香 にしだ てんこう
作品名
価格
85.000円
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 合箱
本紙寸法57.7×33p
全体寸法68.5×106p
作家略歴

西田天香
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コンディション他

無一物中無盡藏 有花有月有樓臺 (蘇東坡)
(無一物中無尽蔵、花有り月あり楼台有り)
何もかも(煩悩)捨てて無一物になれば、無盡藏(無限)の光明(浄土)が開かれる。

一燈園を主宰した西田天香は、北海道開拓事業のもろもろの困難に突き当たり、社会だけでなく、自分自身の内にある欺瞞に悩み、社会的な実績であるとか立場であるとか、将来の夢であるとか、そういう欲望や価値感をすべて捨ててしまうところから、人間としての本当の在り方、本当の自分を見つめようとする。そして、社会の最下層に身を置き、他人の家の便所を掃除するという奉仕の托鉢行(六万行願)によって、『下座は一切のものを包容する。下座は地であり母である』という独自の祈り(宗教)の世界を獲得して行く。

「無一物中無盡藏、有花有月有樓臺」は、そういう精神のありようを象徴しています。

本紙に多少シミがありますが、現状にて鑑賞できます。

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