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T-012 東常縁

T-012 東常縁Tou Tsuneyori

東常縁
東常縁
東常縁 東常縁 東常縁
作家名
T-012 東常縁とう つねより
作品名
和歌
価格
350,000円(税込)
作品詳細
掛け軸 紙本 緞子裂 象牙軸 合箱 大倉汲水極札
本紙寸法5x33.7
全体寸法(胴幅)24.8x126.8㎝
作家略歴

東常縁
生没不詳

東氏は、下総の豪族千葉氏の一族で下総国東荘(現千葉県香取郡東庄町一帯)を領した東胤頼を祖とし、3代目胤行の時に、承久の乱(1221年)の戦功により美濃国山田荘(現在の郡上市大和町一帯)を加領され、根拠地を下総から美濃へ移した。常縁は、東氏の9代目。二条派の尭孝らに歌学を学ぶ。文明7年(1471)、二度にわたり宗祇に《古今和歌集》を講義(両度聞書)、古今伝授の最初の例となる。歌学書『東野州聞書』、注釈書『新古今和歌集聞書』、『東野州拾唾』などの著作を残す。

大倉汲水
生年不詳~文政8年(1825)

古筆鑑定家。大倉是誰の子。家業を継ぎ古筆鑑定を業とした。俗称大倉治兵衛。初め了恵、後に汲水と号した。別号に尚古昔斎。

コンディション他

【原文】
御返事
はらはらとおつる涙のかすにても
へたてしかたの月日をそしる 常縁

【訳文】
御返事
はらはらと落ちる自分涙の数の多さを見ても
あなたと隔てられてきた月日を長いことを知るのです 常縁

美品。