皆川淇園Minagawa Kien

享保19年(1734)~文化4年(1807)

京都の人。名、愿。字、伯恭。通称、文蔵。別号、有斐斎、呑海子など。幼時から父、成慶に儒学を学ぶ。漢字の字義と易学に関心を持ち、字義を音声によって把握し、「名」によって「物」がみえてくるようにする「開物学」を提唱。岩垣竜渓、佐野山陰、村瀬栲亭とともに古学四大家と称される。また、書画を円山応挙に師事した。主著に『名疇』、ほかに『易学階梯』『欧蘇文弾』『易原』『荘子繹解』『老子繹解』『淇園文集』『淇園詩集』などを著す。

皆川淇園 山水図
山水図

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