巻菱湖 Maki Ryouko

安永6年(1777)~天保14年(1843)

越後国に生まれる。(現在の新潟県新潟市西蒲区巻地区)本姓、小山。名、大任。字、致遠。幼くして父を失い、江戸に出て儒学者亀田鵬斎の門人となる。書を唐代の欧陽詢、李北海、李懐琳、明末の董其昌や古今の法帖から学び、独自の唐様の書風を確立。市河米庵と江戸の書壇を二分し、貫名海屋を加えて「幕末の三筆」と称される。

巻菱湖 詩書 双幅
詩書 双幅

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