蘇山玄喬
Sozan Genkyo(Sozan Genkyou)

蘇山玄喬 1
蘇山玄喬 2
蘇山玄喬 3
蘇山玄喬 4
蘇山玄喬 5蘇山玄喬 6
作家名
蘇山玄喬そざん げんきょう
作品名
達磨画賛
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 合箱
本紙寸法30x39cm
全体寸法37x174㎝
註釈

《鴉過古村 霜鴨は過ぐ 古村の霜》

白隠語録、荊叢毒蘂(けいそうどくすい)第九偈頌の部の冒頭、「宿龍雲寺」の中の偈。

点臥龍湯 暁探折脚鐺
魚嘷禅誦室 鴉過古村霜
寒気雖十倍 清閑勝我郷
主人敬愛客 座上赤麟翔

〈意訳〉
明け方、和尚は薬湯を作ろうと鍋を捜している。本堂では朝課の木魚が激しく鳴っている。ふと見れば、霜でいてついた明け方の空を烏が一羽飛んでゆく。ここ龍雲寺は松蔭寺より十倍も寒いが、ずっと静かだ。雪店和尚がわたくしのために用意してくれた火鉢が暖かい。

沼津の洞慶山龍雲寺には、白隠の大聖寺時代の兄弟子、雪店恵発が住していた。この偈にいう「主人」が雪店和尚。白隠が龍雲寺に宿泊したときの偈。

(龍雲寺コレクション 白隠の禅画と墨蹟 解説:芳澤勝弘から引用)