中林竹洞
Nakabayashi Chikutou

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中林竹洞16中林竹洞17
作家名
中林竹洞 なかばやし ちくとう
作品名
春月図
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 象牙軸 合箱
作品寸法28.3×134.2p
全体寸法45.2×198.p
註釈

梅、竹、蘭、菊の四種の花卉を四君子といいます。 明末、中国蘇州で出版され、『芥子園画伝』と並び日本の文人が指南書として学んだ『八種画譜(8冊)』の「梅竹蘭菊譜」に記された陳継儒の序に「文房の清供に独り梅竹蘭菊四君を取るは他無し。即ち其の幽芳逸致が偏に能く人の穢腸を滌うて其の神骨を澄瑩するを以てなり」とあるように、四君子の図は文人精神の理想を投影する文人画の代表的な画題です。中林竹洞は中国文人画の伝統を正統に摂取した文人画家であり、この四君子図は、「孤山籬落」「幽蘭獨芳」「渭水晴光」「栗里晴風」とそれぞれに題されて、文人画家中林竹洞の画境とその精神を窺うに絶好の作品ではないかと思います。また、このように梅、竹、蘭、菊の四種が独立し四幅対としてまとまって現存する作品は非常に希少なものです。

文政11年(1828)、中林竹洞53歳の作品です。