川合玉堂
Kawai Gyokudo(Kawai Gyokudou)

 川合玉堂 1
 川合玉堂 2
 川合玉堂 4
 川合玉堂 1 川合玉堂 2 川合玉堂 4
作家名
川合玉堂 かわい ぎょくどう
作品名
停電の歌
作品詳細
掛け軸 紙本淡彩 緞子裂 共箱 二重箱
本紙寸法42×32.6p
全体寸法61.4×128.5p
コンディション他

足曳の山の家居に冬の夜を火桶抱きてものの本読みそ耽けるにうちつけに電燈消えてぬは(ば)たまの闇とはなりぬこのやみのいつかつへ(べ)きか知るよしもせんすへ(術)をなみかさ(ざ)す手の下に炭火の焔立つ赤きひかりは部屋ぬちに廣こりゆきて青白く死せる電燈金色に活ける時計もおほろ(朧)にてみえそいつるに妻戸開く音のきこえて障子こし蝋燭の灯のちかつきしたまゆら(玉響)ぱつと電燈はかかや(輝)きわたりよみか(蘇)へり天の岩戸はひかれし臼女のみことかは(交)しためか笑ひののし(罵)り蝋燭を吹き消ちてこそ走りゆきけれ