山本五十六
Yamamoto Isoroku

 山本五十六 1
 山本五十六 2 山本五十六 3
 山本五十六 2
作家名
山本五十六やまもと いそろく
作品名
詩書
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 合箱 二重箱入
本紙寸法32.2×135.2
全体寸法49.7×201p
註釈

雪後始知松柏操 事難方見丈夫心 昭和壬午春 山本五書

雪後始めて知る松柏の操 事難くして方(まさ)に見る丈夫の心

「松柏の操」とは、松や柏は、一年中変わらず緑の葉をたたえていることから、転じて、困難な状況下でも節操を変えない意志の強さのたとえ。「丈夫」とは、立派な男子のこと。 困難のなかに遇って、本当の男子の真価が表れるということ。山本五十六がこの書を揮毫したのは、昭和17年の春。日本が英米に宣戦布告をしたのが、昭和16年(1941)の12月8日。日本軍が破竹の侵攻をする最中に、山本五十六は、〈事難くして〉と、その気概と決意をこの言葉に託すのである。日本は開戦後、僅か半年後のミッドウェー海戦において、山本五十六率いる連合艦隊は大打撃を被り、戦況は一気に敗戦へと転換する。