伊藤若冲
Ito Jakuchu

 伊藤若冲 1
 伊藤若冲 2
 伊藤若冲 3 伊藤若冲 3
 伊藤若冲 3 伊藤若冲 3
 伊藤若冲 2
 伊藤若冲 3
作家名
伊藤若冲
いとう じゃくちゅう
作品名
鶏図 大典顕常讃
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 金襴緞子裂 象牙軸 合箱
本紙寸法27.4×110.5cm
全体寸法48.3×169cm
註釈

大典顕常
享保4年(1719)〜享和元年(1801)

近江の人。俗姓、今堀。字、梅荘、一名淡、海竺常。号、蕉中・東湖、小雲楼、北禅書院など。臨済宗相国寺第113世。京都禅林中最高の詩僧とも称された。売茶翁の生涯を綴った『売茶翁伝』、他に『小雲楼論語鈔説』、『小雲楼詩書鈔説』等著す。若冲とは深い親交があった。

【原文】
東湖賤堂題
能唱吉祥日夜和
不忘護法鎮家道
発凮聲払睡眠魔
斟寿量餐米穀多

【訓読】
東湖賤堂題す。
能(よ)く吉祥を唱え、日夜和(なご)やかなり。
護法・鎮家の道を忘れず。
凮聲を発して睡眠の魔を払う。
寿を酌み、餐を量るに米穀多し。

【訳文】
東湖賤堂が題した。
(鶏というものは)
よくお目出度い言葉を唱えるので、日夜なごやかになる。
そして法を護持し、家を治めることも忘れない。
風のようなけたたましい声を発して睡魔を払う。
その寿命をはかり、その食べ物をはかると、お米が沢山あることだ。