橋本関雪 
Hashimoto Kansetsu

橋本関雪 1
橋本関雪 2
橋本関雪 3
橋本関雪 4
橋本関雪 5橋本関雪 6
橋本関雪 7橋本関雪 8橋本関雪 9
作家名
橋本関雪
はしもと かんせつ
作品名
詩書 南禅寺寓居
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 象牙軸 共箱 二重箱入
作品寸法34.3×136p
全体寸法51.2×209p
註釈

橋本関雪は、大正4年から大正5年に掛けて南禅寺山内金地院に仮寓する。この「南禅寺寓居」はその時の詩と思われます。

門柳墻花挾軟沙  門柳墻花軟沙をさし挾む
春山裾屐簇如霞  春山裾屐簇って霞の如し
祇園坊接南禅寺  祇園坊は接す南禅寺
醒在僧家酔妓家  醒ては僧家にあり 酔うては妓家

門前の柳墻辺の花相対して軟らかな路の砂をさし挟んでいる 春の山に簇がり来る子女の裾

裳すその飜めきや履物の音いろんなものの影がむらむらとして宛てる□霞も如く重なり棚引いてゐるかに見える

祇園の町がすぐ近くの南禅寺に接しているのだが我は醒めた時には僧家に返って居酔うた時には妓家に居た