松平定信(楽翁)
Matsudaira Sadanobu(Rakuou)

松平定信(楽翁)1
松平定信(楽翁)2
松平定信(楽翁)1
松平定信(楽翁)2
作家名
松平定信(楽翁) まつだいら さだのぶ
作品名
西江水
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 合箱
本紙寸法27.3×68.2cm
全体寸法43.3×155p
註釈

《西江水》

出典は、『碧巌録』第四十二則、龐居士好雪片片。
『碧巌録』は、雪竇重顕(980〜1052)選の公案百則に、圜悟克勤(1063〜1135)が垂示(序論的批評)、著語(部分的短評)、評唱(全体的評釈)を加えたもの。特に臨済宗において尊重される代表的な公案集。

居士問馬大師。不與萬法為侶是什麼人
大師云。待汝一口吸盡西江水。即向汝道
師云。一口吸盡西江水。洛陽牡丹新吐蘂

居士馬大師に問う。万法と侶(とも)たらざるもの是れなんびとぞ。
大師云く。汝が一口に西江の水を吸盡せんを待って、即ち汝に向かっていわん。
師云く。西江の水を一口に吸盡すれば、洛陽の牡丹 新に蘂(ずい)を吐く。

「西江の水を一口に吸尽せよ」である。
千利休は、大徳寺古渓宗珍に参禅し、この公案により大悟したという。