三宅康直
Miyake Yasunao

三宅康直 1
三宅康直 2
三宅康直 3
三宅康直 4
三宅康直 5三宅康直 6
作家名
三宅康直みやけ やすなお
作品名
雪景山水図
作品詳細
掛け軸 絹本水墨 緞子裂 極め箱
本紙寸法42.2×37.6cm
全体寸法51.1×129.2cm
註釈

田原藩が外藩から藩主を迎えた背景には、大藩である姫路藩から持参金つきの養子を迎えることにより、貧窮する藩財政を立て直す意図があった。渡辺崋山は、勤王の誉れ高い児島高徳を遠祖として継承されてきた血脈の正統が断絶することを憂慮し、用人の真木定前らと先代藩主康明の異母弟三宅友信の藩主継承を訴え、康直の藩主継承に反対した。これに対し康直は、藩主を継承するとすぐに渡辺崋山を側近に登用し、その能力を遺憾なく発揮させる。後に蛮社の獄に連座し、罪状が田原藩、延いては藩主康直に及ぶことを恐れ自刃した渡辺崋山。渡辺崋山は藩士として藩政に尽くす一方で、画家として著名であった。当然、藩主康直の近習として絵の手ほどきをしたであろう。幕末動乱の人間模様に思いを馳せながら、この掛け軸を眺めるのも、また楽しい。田原藩第11代藩主三宅康直の貴重な山水画の優品。