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短冊の小径 / 俳人 詩人 小説家

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161松林桂月

春雨や運鶏血まふれて帰来る

15000円

松林桂月 まつばやし けいげつ

1876(明治9)年-1963(昭和38)年

山口県萩中渡に生まれる。本姓、伊藤。名、篤。字、子敬。別号、香外、玉江漁人。明治26年、貴族院議員滝口吉良の援助を得て上京。翌27年、野口幽谷に入門し南画を学ぶ。明治29年、日本美術協会秋季展に「菊花闘鶏」を出品し2等褒状。明治31年、幽谷没。同年、結核療養のため萩に帰省する。明治34年、上京し、同門の画家松林雪貞(孝子)と結婚。松林姓を名のる。同年、日本美術協会展に「落花遊漁」を出品し1等褒状。続く翌35年も「竹林楼雉」を出品し1等褒状。明治40年、反文展の正派同志会に参加し文展不出品。翌41年、第2回文展から出品し、第5回「秋山晩晴」、第6回「寒汀」、第7回「松林仙閣」、第8回「秋声」と連続3等賞。大正4年、文展不出品宣言。昭和7年、帝国美術院会員。昭和19年、帝室技芸員。昭和33年、文化勲章。昭和45年、日本南画院を結成。写実的で抒情的水墨表現など南画の近代性を追求し、かつ詩文にも優れ、「最後の南画家」ともいわれる。

コンディション他

紙本 良好

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