堂本印象 
doumoto inshou

堂本印象1
作家名
堂本印象
doumoto inshou
作品名
水仙
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 金襴裂 象牙軸 合箱
作品寸法79x128p
全体寸法59x33p
註釈

《芭蕉和尚示衆云 爾有柱杖子 我与爾柱杖子 爾無柱杖子 我奪爾柱杖子》は、「無門関」、四十四、「芭蕉柱杖」の公案。「無門関」とは、南宋の禅僧無門慧開(1183〜1260)が四十八の公案をまとめたもので臨済禅で最も重視される仏教書。この「芭蕉柱杖」は唐末五代(10世紀)の禅僧「芭蕉慧清」の公案。柱杖子は行脚托鉢に使う杖。杖があったら杖をやろう、なかったら杖を奪おうというのです。常識では杖がないから杖が欲しいわけです。杖があるのに杖をもう一つもらっても二本は邪魔だし、杖がないのに杖を奪おうなんて盗人に追い銭よりひどい話ではないですか・・・。

堂本印象は近代日本画の巨匠ですから当然画は本業。画家の描く禅画は如何にと思って見ると面白い。私はなかなかの禅味ではないかと思いました。