江川坦庵 Egawa Tanan

亨和元(1801)〜安政2年(1855)

韮山(現・静岡県田方郡韮山町)代官の子として江戸屋敷で生まれる。幼名、芳次郎。名、英龍。宇、九淵。佐藤一斎、市川米庵、大窪詩仏に漢学、書を学ぶ。天保6年(1835)、家督を継ぎ韮山代官となる。天保13年(1842)、高島秋帆から西洋砲術免許皆伝を受け、幕府砲術師範となる。西洋砲術の導入、鉄製大砲の生産、西洋式築城術を用いた台場の設置、海軍の創設、西洋式の訓練を施した農兵制度の導入、種痘の実施、兵糧パンの製作等、多方面で業績を残す。門下には佐久間象山、桂小五郎、川路聖謨、木戸孝允、黒田清隆、大山巌ら錚々たる人物が並ぶ。

江川坦庵 紅椿小禽図
紅椿小禽図

画像をクリックしてください