山崎弁栄
Yamazaki Bennei

 山崎弁栄 1
 山崎弁栄 2
 山崎弁栄 3
 山崎弁栄 4
 山崎弁栄 5
 山崎弁栄 5 山崎弁栄 5 山崎弁栄 5
作家名
山崎弁栄 やまざき べんえい(べんねい)
作品名
勢至菩薩像
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 紙裂 山崎弁栄記念館鑑定委員会鑑定箱
本紙寸法32.7×121.8
全体寸法41(胴巾)×184p
註釈

(賛文)
我本因地以念佛心 入無生忍 念仏の心をもつて無生忍に入る。 今於此界 攝念佛人歸於淨土 いまこの界において、念仏の人を摂して浄土に帰せしむ。

  (首楞厳経)

以下は
中里介山「法然行伝」八の一節。

法然の弟子の勝法房しょうほうぼうというのは、画を描くことが上手であったが、或時法然の真影を描いてその銘を所望した処が、法然がそれを見て、鏡を二面左右の手にもち、水鏡を前に置いて頂いただきの前後を見比べていたが、ここが違うといって胡粉ごふんを塗って直し、 「これで似たぞよ」といって勝法房に与えられた。銘のことは何とも云われなかったが、勝法房が後日また参って所望を申出でた時法然は自分の前にあった紙に、

我本因地  以二念仏心一  入二無生忍一
今於二此界一  摂二念仏人一  帰二於浄土一

十二月十一日

源空

勝法御房

と書いて授けられたから、これを前の真影に押して敬い掲げた。これは首楞厳経しゅりょうごんぎょうの勢至の円通の文である。

中里介山 法然行伝 - 青空文庫 »