勝海舟
Katsu Kaishu

勝海舟2
勝海舟1
勝海舟4勝海舟3
作家名
勝海舟かつ かいしゅう
作品名
詩書
作品詳細
>掛け軸 絖本水墨 緞子裂 象牙軸 合箱
本紙寸法49.3×134.5
全体寸法62.6(胴幅)×204p
註釈

壮士決戦不顧死  壮士戦いを決すれば 死を顧みず 
此際豈亦容毀訾 此の際 豈亦毀訾(あにまたきし)を容(い)れんや
錦旗飜風函嶺巓 錦旗(きんき)風に飜(ひるがえ)る函嶺(かんれい)の巓(いただき)
満城殺気紊綱紀 満城の殺気 綱紀を紊(みだ)す
丈夫報恩他有需 丈夫 恩に報ゆるは他に需(もと)むる有り
救此蒼生答天子 此の蒼生を救ひ 天子に答へん

(『勝海舟全集14・勁草書房』所収)

毀訾…責めそしること。
豈…あとに打消しの語を伴って、強い否定の気持ちを表す。どうして…か。
錦旗…天皇(朝廷)の軍(官軍)の旗。
函嶺…箱根山(はこねやま)の異称。
満城…街全体。街いっぱいに満ちる
綱紀…国家を治める大法と細則。
紊す…乱す。
蒼生…多くの人々。