鈴木翠軒
Suzuki Suiken

 鈴木翠軒1
 鈴木翠軒2
 鈴木翠軒3
 鈴木翠軒4
 鈴木翠軒5
 鈴木翠軒6
 鈴木翠軒7
作家名
鈴木翠軒 すずき すいけん
作品名
詩書
作品詳細
二曲屏風
本紙寸法67×140.8p
全体寸法180.5×174.5(高さ)p
註釈

作品詩の出典は、中国三国時代の詩人曹植(192〜232)の「雑詩六首」

南國有佳人 南国に佳人有り
容華若桃李 容華 桃李の若し
朝遊江北岸 朝に江北の岸に遊び
夕宿瀟湘沚 夕べに瀟湘の沚に宿す
時俗薄朱顏 時俗は朱顏を薄んず
誰爲發皓齒 誰が為に皓歯を発かん
俛仰歳將暮 俛仰すれば歳将に暮れんとす
榮燿難久恃 栄燿久しくは恃み難し

南国に美しい女性がいた。その美しさは、桃か李(すもも)ようだ。朝は長江の北岸に 遊び、夕べには瀟湘のほとりに宿す。しかしこの頃は、赤ら顔を蔑む。彼女は誰の為にその白い歯を見せて微笑むのか。時はまたたく間に過ぎ、華の輝きもいつまでも続かない。

屏風の仕立ても良く、翠軒流の書法がよく表れた優品。