西郷隆盛(南洲)
Saigou Takamori (Nanshu)

 西郷隆盛(南洲 1
 西郷隆盛(南洲 2
 西郷隆盛(南洲 3
 西郷隆盛(南洲 4 西郷隆盛(南洲 5 西郷隆盛(南洲 6
 西郷隆盛(南洲 6
作家名
西郷隆盛(南洲) さいごうたかもり(なんしゅう)
作品名
白髪三千丈
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 緞子裂 山口宏澤箱 西郷南洲顕彰会鑑定書
  本紙寸法53.8×118.5
全体寸法(胴幅)67.3×204p
註釈

【翻刻文】
白髪三千丈 縁愁似箇長 不知明鏡裏 何処得秋霜

(李白)

【読み下し文】
白髪三千丈、愁(うれひ)に縁(よ)りて箇(か)くの似(ごと)く長し。知らず明鏡の裏(うち)、何(いず)れの処(ところ)よりか秋霜(しゅうそう)を得たる。

【現代語訳】
(私のこの)白髪は三千丈(の長さ)もあるであろうか。(長い年月の)思い悩みが原因で(そのあげくに)このようにも白く長く伸びたのであろう。(それにしてもいったい)こうして鏡にうつっている私を見ていると、どこからこの霜(とも見える白髪)を身にうけたのであろうか(と不思議に思われることだ)。

【箱書き翻刻文】
南洲翁真蹟唐詩絶句 翁居常以國事為念 只書與獵出於天性嗜好 有閑暇則試以自遣焉 此書蓋又係於明治八九年之交閑居娯楽之揮毫也 其天真爛漫英姿颯爽之概自見横溢於満帋無餘蘊真可尊重也 宏澤題

【箱書き現代語訳】
南洲翁真蹟の唐詩絶句である。翁は平生から常に国家の将来に思いを馳せておられた。ただ、書と狩猟とは幼い頃からお好きで暇さえあると書を嗜むか猟に出るかして自らを慰めておられた。この書はおそらく明治八、九年閑居なさっていた頃の揮毫である。その天真爛漫の気性、颯爽とした英姿が書幅一杯に自ずと漲り、間違いなく翁の真蹟であり尊重すべき書である。 宏澤 題す