竹内栖鳳
takeuchi seihou

竹内栖鳳1
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作家名
竹内栖鳳 たけうち せいほう
作品名
秋江晩霽
作品詳細
掛け軸 紙本水墨 本金欄裂 象牙軸 二重箱入
作品寸法44.7×33.6p
全体寸法63.2×133.5p
註釈

竹内栖鳳は、日本画革新のうねりのなかで、西洋画を研究することによって、あるいは、中国画に触れることによって、日本の伝統的な写生の精神、日本の美術に宿る繊細な美意識への確信と自信を深めて行きます。竹内栖鳳という画家の真価は、自然の姿、自然ととにある命、そういう移りゆくものの一瞬を、鮮やかに切り取ってみせる、その卓越した技量にこそあるとわたしは思います。この「秋江晩霽」と題された作品も、秋の雨のあがった夕方の、しんとした静けさ、張り詰めた空気の緊張感のようなもの、そういう一瞬の風景の気配までも、墨の濃淡と筆勢の変化によって見事に表現しています。竹内栖鳳の画家として到達した、その高みを十分に味合うことのできる佳品。