江月宗玩 Kougetsu Soukan

天正2年(1574)〜寛永(1643)

和泉堺に生まれる。父は、織田信長、豊臣秀吉に茶頭として仕えた津田宗及。幼名、道丸のち春松。安名、宗丸。号、慒袋子、赫々子など。天正16年(1588)、春屋宗園のもとで得度。剃髪して宗玩を名乗る。文禄4年(1595)、石田三成が近江佐和山に創建した瑞岩寺の開山に招請される。慶長15年(1610)、大徳寺に出世、春屋の法を嗣ぎ、第156世住持となる。また、黒田長政の創建した大徳寺塔頭龍光院に春屋の後を継ぎ開祖に招かれる。筑前崇福寺、筑前興徳寺の三庵を再興、また大徳寺内に六庵を開き、そのほか筑前直方の雲心寺、博多の即宗庵、肥前平戸の小川庵を開き、肥前秋月の古心寺、山城大原の四庵など勧請され開祖を務める。また、茶の湯を父の津田宗及、小堀遠州に学び、当代一流の茶人としても知らる。石田三成、豊臣秀吉、秀次父子の寵愛を受け、紫衣事件では江月のみ赦免された。

江月宗玩 黒田市正(高政)宛書状
黒田市正(高政)宛書状

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